岩場のセロリ パセリといえば日本では 葉の縮れたモスカール種を想像します。 葉縮れパセリは品種改良によって生まれた種で カーリーパセリと呼ばれています。 とはいえ葉縮れパセリは、ほとんどの方が召し上がらず 最近ではお残しものの自虐ネタ象徴みたいに扱われはじめて 試行錯誤されている飲食店もちらほらお... 続きをみる
乳液のブログ記事
乳液(ムラゴンブログ全体)-
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不老長寿の薬 シロキクラゲは、シロキクラゲ科シロキクラゲ属のキノコです。 世界中で確認されていますが、食用にしているのは中国、台湾、日本などで 白木耳、銀耳と表記されることもあります。 桑や槐、柘榴などの広葉樹の倒木や枯枝に お花のフリルみたいな姿で生え ゼリー質で、白く半透明なのが特徴です。 野... 続きをみる
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相互共生関係 日本の風土にあっていたキダチアロエ。 欧米で主流のアロエベラ。 日本薬局方に収載されたケープアロエ。 インド洋のガラパゴスといわれるソコトラ島に自生するアロエ。 アロエにもたくさんの種類がありますが 薬用、食用、美容、観賞用と、様々な用途とともに 世界中で親しまれてきた植物です。 葉... 続きをみる
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古名 おうち、あふち 楝という文字、ふだんなかなか見ることはありません。 日本の色、淡い藤色をおうち色といって、楝という漢字があてられます。 古名のおうち、あふちは、木に咲く淡い藤色の花 アワフジから転訛したという説があります。 花の咲くころは、枝々に紫雲がかかっているように見えることから 雲見草... 続きをみる
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秋の風物詩 柿の美味しい季節です。 秋の果物、柿の学名はDiospyros kaki Diospyros(ディオスピロス)はギリシャ語の Dios(神)+ pyros(火、または穀物)が語源で、神の食べ物、あるいは神が与えし食べ物、という意味になります。 日本では縄文・弥生時代の遺跡から柿の種が見... 続きをみる
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お線香の香り 日本ではお線香の香りでお馴染みです。 白檀、学名: Santalum album、精油界ではサンダルウッドと呼称されます。 BC5世紀頃にはすでに高貴な香木として使われていたことがわかっており 薫香として使用されてきたのはもちろん 古代エジプトではミイラづくりの防腐処理剤のひとつでし... 続きをみる
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共生を祈ります 「フランクに話そう」というと 気楽にハラわって話そうよと言ってくれてるんだな、と思います。 フランキンセンスの語源はフランク(本物の、真の) インセンス(香り、薫香)からきています。 乳香は木の樹液で、主にカンラン科ボスウェリア属の木から採油します。 精油界のBOSSと呼ばれる乳香... 続きをみる
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日本の黄色 たくあんや栗きんとんなどに 天然着色料として古くから重用されてきた日本の黄色。 くちなし(梔子)の果実からとれる色素は カロチノイド系のクロシンで サフラン(パエリアの色)も同じ色素をもっています。 食べ物以外でも、くちなしの乾燥果実で布を染める手法は 平安時代の十二単にも使用され、支... 続きをみる
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ナルキッソスのお母さん 藪蘭/ヤブランは日本全土に自生する、日陰映えする植物です。 一年中おなじ葉姿でたたずみ、土質を選ばす、寒さ暑さに強く 日なたでも日陰でもよく育って、病害虫の心配もほとんどないので 街路樹のおひざもとやグランドカバー植物として、あちこちでよく見かけます。 藪に生える蘭のような... 続きをみる
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匂い、天竺、葵 ゼラニウムの精油は、化粧品業界では正式名ニオイテンジクアオイ油といいます。 匂い、天竺、葵です。 アフリカ原産のハーブで、日本に持ち込まれたのは江戸後期から明治のころ。 葵に似ているのでアオイ、 遠い異国からやってきたのでテンジク、 良い匂いがするからニオイ、 ということでニオイテ... 続きをみる