すすき/尾花
秋の七草、尾花(おばな) すすきはイネ科ススキ属の風媒花で秋の七草のひとつです。 日本では古い時代に屋根をふく材料として活用していたことから、茅・萱(かや)と呼ばれる有用植物でもあり、集落の生活圏内には茅場とよばれる専用育成地がひろがっていたそうです。 日本国中どこでもみかけるすすきは、穂が動物の... 続きをみる
木綿
歴史のふかい栽培植物 処暑の初候にあてられた「わたのガクがひらきはじめるころ」。 アオイ科ワタ属に分類された木綿は、7月ころから花をさかせて8月末から成熟した果実がはじけると、なかからわたにつつまれた種子が外界へおめみえします。 木綿は栽培種としてふるい歴史をもつ植物で8000年まえのメキシコで栽... 続きをみる
松明花
ベルガモット香がする松明のような花 晩夏にも花をたのしめる、開花期のながいハーブのひとつに松明花(たいまつばな)があります。 花のカタチが炎をイメージさせるので松明と名づけられ、原種は緋色ですが白、ピンク、紫などカラフルに花を咲かせます。 葉の香りがミカン科のベルガモット(アールグレイティーの香り... 続きをみる
ラズベリー
聖なる斜面から生まれたハーブ ネイティブ・アメリカンの人々によるメディスン・ホイールは、方位と季節をそれぞれの精霊が司り、自然界のすべてを兄弟姉妹とする思想で、獅子座の季節は「木の実が熟すころ」と命名されています。 「メディスン・ホイール・シャーマンの処方箋」サン・ベア&ワブン著 VOICE刊 植... 続きをみる