儚く・美しく・散る 桜は観賞される花として日本人にとっては最もポピュラーな植物です。 花見といえば桜のことですし、年中行事として市販カレンダーにも記載されるほど。 江戸時代後期にソメイヨシノがつくられるまでは、お花見の対象は山桜だったそうです。 日本に自生する野生種の桜は10種類ほどあるそうで、地... 続きをみる
aroma72 ハーブ天然ものがたりの新着ブログ記事
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秋の七草 万葉のうたからはじまったとされる秋の七草。 萩(はぎ)、桔梗(ききょう) 葛(くず)、藤袴(ふじばかま) 女郎花(おみなえし) 尾花(おばな)、撫子(なでしこ) ・・・。 7・7・5・7とことばを紡ぐと、つづけて5か7文字のことばを紡ぎたくなってしまいます。 春の七草はもっぱら粥(食)に... 続きをみる
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良薬口に苦し ヒキオコシは日本の山野に自生するシソ科の多年生植物です。 弘法大師(空海)が行脚道中、今にも死にそうに苦しんで、道ばたに倒れている旅人に出会い、近くに生えていたヒキオコシ/延命草を嚙むように伝え、飲ませます。 旅人はたちどころに快癒し、起き上がって元気になり旅を続けたことから、ヒキオ... 続きをみる
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光合成力の強さピカイチ 植物は太陽の光をうけとり、デンプンや糖を作って身の内に貯めています。 植物にとってデンプン・糖はいのちを維持するためのエネルギーです。 さとうきびは二酸化炭素を濃縮貯蔵する得意技をもっているので、効率よく光合成を行うことができます。 一般の植物に比べると光合成力が強く、糖を... 続きをみる
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8月13日、14日(土日)に、なんばマルイにてポップアップイベントを開催します。 ハーブやアロマの香りを、実際にお試し、触れることができる体験型ストア。 イベント限定でスペシャルケアセットの販売を致します。 期間中、お買い求め頂いたお客様には香るサシェを先着限定でプレゼント。 他にも立ち寄って頂い... 続きをみる
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デトックスを期待されるヒマシ油 トウゴマ(唐胡麻) 学名:Ricinus communisは、トウダイグサ科トウゴマ属の多年草で、ヒマ(蓖麻)の別名があります。 種子から採油するヒマシ油は、世界中で広く使われており、デトックス効果の高いオイルとしてシップや飲用、腸内浄化など使い方もさまざまです。 ... 続きをみる
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柳は緑 花は紅 「自然そのまんま、人工的な手出しは無用でござんす」 天地の理がそなわっている、花鳥風月が織りなす色彩は、日本人の情緒を豊かに育んでくれるメンターだと思います。 柳は緑、花は紅、色は光の自己表現。 光は創造力によって降下し、分光して、まず初めに「虹」という色を創りだしました。 サフラ... 続きをみる
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オイルセラピーのために在るかのような オイルを皮膚に塗布する療法が、いまほど日本に定着していることは、歴史をさかのぼってみても、例を見ないかもしれません。 オイルセラピーに使用できる植物油は多数ありますが、ホホバオイルほど滑りがよく、肌になじみ、酸化しにくいことからオイル臭が少なく、オイルセラピー... 続きをみる
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貴重なアルガンオイル アルガンの木はアフリカ大陸北西部に自生するアカテツ科の植物。 種子から採れる油がアルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)として利用されます。 ビタミンEの含有量が多く抗酸化力に優れていることから、現代では化粧品原料として有名になりました。 アルガンの木は大きなもので高さ10m... 続きをみる
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古代ギリシャ、国力繁栄の礎となったオリーブの木 旧約聖書に出てくるノアの箱舟に、鳩がその枝をくわえてきた、モクセイ科常緑高木オリーブの木。 大洪水がおさまり、どこかに大地が現れた証として、希望を象徴するハーブとなりました。 果実にたっぷりとオイルが含まれているので、古代から油糧作物として活用されて... 続きをみる
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太陽神の象徴 一年生草本のキク科ヒマワリは、インカ帝国の太陽神象徴とされていたことで有名です。 学名 Helianthus annuus ヘリアサンス(ヘリアントス)はギリシャ神話の太陽神ヘリオスに由来し、ギリシャ語のhelios(太陽)とanthos(花)から名付けられました。 インカ帝国につい... 続きをみる
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神秘的な光を放つ花 根も葉も茎も、食用として利用されてきた北米大陸原産のハーブ。 ネイティブアメリカンの歴史文献によく登場する月見草/イブニングプリムローズは、食用以外でも、蜂蜜で煮込んで鎮痛効果のあるシロップにしたり、葉のパック剤を打撲や痔に当てたりと、薬草として古くから活用されてきました。 日... 続きをみる
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梅は百花の先駆け まだ寒さがのこる厳しい季節、春の芽吹きを待つどの花よりも先だって咲く梅花。 1月から3月にかけて、日本各地で白、紅、薄紅の花を咲かせます。 その様子から、特にすぐれた人物は多くの人が世に出る先駆となることを示して、梅は百花の魁(さきがけ)という諺もあるほどです。 スタンダードな縁... 続きをみる
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原始的植物 高さ20~30メートルほどに成長するホオノキは、葉っぱも大きく食品を包む用途で重宝されてきたことからホホム(包む)⇒ホウ、フウ、フウノキ、ホオノキなどと呼ばれています。 樹皮は生薬として古くから活用され、厚朴(コウボク)と呼ばれます。 日本の山野に自生し、巨木ゆえに群生することはほぼあ... 続きをみる
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キッチン・マスト・ハーブ 世界最古の薬草系リキュール、ベネディクティンは、現在お菓子作りにも汎用されていますが、もともとは1500年ころにフランスの修道院で生み出された長寿の秘酒でした。 源流には古代ローマの医師ヒポクラテスのレシピや、ケルト民族に伝承される自然薬研究などがあったそうで、数十種類の... 続きをみる
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「セージの刈り入れには、素足を清めて、白い上着を着用し、専用の銅か銀の道具を使うこと。収穫に先立って、神々に食事とワインをささげよう」 神聖なハーブ 古代ローマではセージの刈り入れを特別な儀式とともに行っていました。 神聖なハーブの刈り入れは、鉄製の道具を使わず、刈り取ったセージを鉄の道具といっし... 続きをみる
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ファースト・インプレッション アロマテラピーを学びはじめたころ、面白くて毎日のように取り組んでいたのは香りにあらためて「出会う」ことです。 いつの間にか近くにいて、そばにいるのがあたりまえになっている香りは、なかなかその香りの本領を、きちんと受け取ることができません。 感覚や身体、感情に、どれほど... 続きをみる
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陰陽の極にふりきるハーブたち Tea Treeを直訳するとお茶の木ですが、ハーブティにティトリーが見られないように、お茶の木として愛飲されてきた歴史はありません。 農場育ちのスコットランド人で、一介の水兵からイギリス海軍の航海長まで登り詰めた探検家、通称キャプテン・クックがオーストラリア大陸に上陸... 続きをみる
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おうちの常備薬 レモンの香り成分は皮にたくさん入っているので、精油をふだん使いしていない人でも、レモンの香りはいつでも楽しめます。 国産、無農薬、防腐剤・ワックス不使用のもので、すりおろし器で皮を刷り下ろし、塩に混ぜておくと使い勝手が良いです。 レモンピール塩は身体を洗うのにも、サラダにふりかけて... 続きをみる
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たくさんある異名は愛されてきた証 古代エジプト時代、生命の家と呼ばれる神殿で、人々に治療を施していた神官たちは、カモミールを聖なる薬草として重んじ、神や太陽への捧げものとしていました。 5000年前のことを想像するには、今様の固定観念がどうしたってじゃまをしますが、神々と共存していた古代人が、香気... 続きをみる
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マッチングかマッチプレイか レモングラスを語るには、ただ今絶賛発売中、ローズマリーから生まれた天然由来成分100%の自然派化粧品、Shield72°(シールド72°)の開発秘話も避けては通れません。 合成香料は一切使用せず、オーガニック精油100%のスキンケアシリーズ。 さっぱりブラック化粧水、そ... 続きをみる
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妖精ミンテ めったに地上世界に行くことのない冥界の王ハデス(プルート)が、めずらしく地上世界を訪れたときのこと、愛らしい妖精ミンテに恋をしてしまったのが、ミント誕生物語のはじまりです。 色恋沙汰大魔王のゼウス神にくらべて、浮いた話のひとつもないハデス神にとっては希少な恋バナのひとつ。 冥界の王ハデ... 続きをみる
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無垢と多産 蜜柑の象徴は無垢と多産。 かんきつ類はその土地に根差した様々な種類が存在します。 ダイダイ、アマダイダイ、イヨカン、温州ミカン、八朔、夏みかん、ゆず、カボス、すだち、ヒュウガ、ポンカン、ライム、レモン、グレープフルーツ、マンダリン、シークワーサー、文旦と、数え上げればきりがありませんが... 続きをみる
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匂い、天竺、葵 ゼラニウムの精油は、化粧品業界では正式名ニオイテンジクアオイ油といいます。 匂い、天竺、葵です。 アフリカ原産のハーブで、日本に持ち込まれたのは江戸後期から明治のころ。 葵に似ているのでアオイ、 遠い異国からやってきたのでテンジク、 良い匂いがするからニオイ、 ということでニオイテ... 続きをみる
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洗い清める lavoー洗う という語源からラベンダーと呼ばれ、古代ローマ・ギリシャでは沐浴剤・入浴剤として親しまれてきたラベンダー。 一面紫の花畑は、夏の風物詩として現代日本でもすっかり定着しました。 ローマ人は特にラベンダーの消毒作用を尊び、創傷を洗い清めるのに使用していたといいます。ローマの女... 続きをみる
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マリア様のバラ ローズマリーという名前、不思議です。 ローズに関係ないしローズの仲間じゃないのにどうしてローズという名前がついているんだろう。 学名のRosmarinusと聖母マリアに関係の深いハーブという逸話から、マリア様のバラ rase of maria と呼ばれるようになり、学名と音が似てい... 続きをみる