2022年10月のブログ記事
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不老長寿の薬 シロキクラゲは、シロキクラゲ科シロキクラゲ属のキノコです。 世界中で確認されていますが、食用にしているのは中国、台湾、日本などで 白木耳、銀耳と表記されることもあります。 桑や槐、柘榴などの広葉樹の倒木や枯枝に お花のフリルみたいな姿で生え ゼリー質で、白く半透明なのが特徴です。 野... 続きをみる
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相互共生関係 日本の風土にあっていたキダチアロエ。 欧米で主流のアロエベラ。 日本薬局方に収載されたケープアロエ。 インド洋のガラパゴスといわれるソコトラ島に自生するアロエ。 アロエにもたくさんの種類がありますが 薬用、食用、美容、観賞用と、様々な用途とともに 世界中で親しまれてきた植物です。 葉... 続きをみる
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古名 おうち、あふち 楝という文字、ふだんなかなか見ることはありません。 日本の色、淡い藤色をおうち色といって、楝という漢字があてられます。 古名のおうち、あふちは、木に咲く淡い藤色の花 アワフジから転訛したという説があります。 花の咲くころは、枝々に紫雲がかかっているように見えることから 雲見草... 続きをみる
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秋の風物詩 柿の美味しい季節です。 秋の果物、柿の学名はDiospyros kaki Diospyros(ディオスピロス)はギリシャ語の Dios(神)+ pyros(火、または穀物)が語源で、神の食べ物、あるいは神が与えし食べ物、という意味になります。 日本では縄文・弥生時代の遺跡から柿の種が見... 続きをみる
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お線香の香り 日本ではお線香の香りでお馴染みです。 白檀、学名: Santalum album、精油界ではサンダルウッドと呼称されます。 BC5世紀頃にはすでに高貴な香木として使われていたことがわかっており 薫香として使用されてきたのはもちろん 古代エジプトではミイラづくりの防腐処理剤のひとつでし... 続きをみる
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固めて落ちつかせる香り 没薬(もつやく)は、カンラン科の樹木で 世界に200種ほどあるコンミフォラ属の木から分泌する樹脂です。 スーダン、ソマリア、南アフリカ、紅海沿岸の乾燥した高地に自生しています。 古代エジプトで防腐処理のためにミイラ作りに使用されていたことから、ミルラと呼ばれるようになった説... 続きをみる
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共生を祈ります 「フランクに話そう」というと 気楽にハラわって話そうよと言ってくれてるんだな、と思います。 フランキンセンスの語源はフランク(本物の、真の) インセンス(香り、薫香)からきています。 乳香は木の樹液で、主にカンラン科ボスウェリア属の木から採油します。 精油界のBOSSと呼ばれる乳香... 続きをみる
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リファレンスの香り ジャスミンはモクセイ科ソケイ属の総称で 園芸種など含めるとジャスミンと名のつく植物は数百種に及びます。 アラビア語のヤスミン(yasmin 神からの贈り物)が語源といわれています。 ジャスミンは柑橘とお花をほどよくマリアージュしたような甘い香りが特徴で、ほのかに皮脂や体臭を思わ... 続きをみる
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日本の黄色 たくあんや栗きんとんなどに 天然着色料として古くから重用されてきた日本の黄色。 くちなし(梔子)の果実からとれる色素は カロチノイド系のクロシンで サフラン(パエリアの色)も同じ色素をもっています。 食べ物以外でも、くちなしの乾燥果実で布を染める手法は 平安時代の十二単にも使用され、支... 続きをみる
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ナルキッソスのお母さん 藪蘭/ヤブランは日本全土に自生する、日陰映えする植物です。 一年中おなじ葉姿でたたずみ、土質を選ばす、寒さ暑さに強く 日なたでも日陰でもよく育って、病害虫の心配もほとんどないので 街路樹のおひざもとやグランドカバー植物として、あちこちでよく見かけます。 藪に生える蘭のような... 続きをみる
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10月は神無月(神の月) 10月は神無月と呼び、八百万の神々が出雲に集うので 地方に神さまがいなくなる月だと小さい頃聞いてきました。 ハーブに親しむようになると四季折々の四大元素の活躍は 植物たちと不可分なものと気づき、民族特有のカウント 時代ごとの変遷など、いろいろな暦に興味が湧くようになりまし... 続きをみる
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花・蜜のような香しい樹木 老舗の和菓子屋さんで一服するときにでてくる、黒柄の爪楊枝。 それが日本に古くからある落葉樹、クスノキ科のくろもじ(黒文字)であると知ったのはハーブの勉強をしてからでした。 楊枝をクロモジと呼ぶ風習も知りませんでした。 アロマテラピーの資格を取得したのは23年ほど前ですが ... 続きをみる
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塞ぐものを融解する ベンゾインはエゴノキ科エゴノキ属 アンソクコウノキ の樹脂から得られる香り成分です。 ジャワ、スマトラ、タイ、ベトナム、ラオスが主な供給国で スマトラ産のものが市場に多く出回っています。 バニラの香りのもと、バニリンを1~2%ほど含んでいるので甘い香りが特徴です。 安息香は文字... 続きをみる