【ハーブ天然ものがたり 動画Ver.】萩|おはぎ☆ぼたもち|猪鹿蝶
白木海月チャンネルに【ハーブ天然ものがたり】萩|おはぎ☆ぼたもち|猪鹿蝶をアップしました。
お彼岸(春分と秋分)にいただく御萩、牡丹餅は季節の花の名をつけた日本のソウルフード。
秋分にいただくおはぎは、山萩、メドハギ、ミソハギと、いったいどのハギから受けつがれた名前なのか、伝承はどこかで途切れてしまったようでわからなくなってしまいました。
柳田国男氏の「年中行事覚書」(←青空文庫もあるよ)には、
『盆花の必ず野山に採られ、ことにその種類に制限があったことは、考えて見なければならぬ事実である。 ★ 桔梗(ききょう)という花のしばしば神祭(かみまつ)りに使用せられるのは、あるいはその形状からでも若干の理由を推測し得ぬことはないが、その他の植物に至っては、繁茂の地が荒野であった点以外に、これを盆花とし始めた動機を知り難い。 ★ ことにいわゆるミソハギの用途には、まだ沢山の窮(きわ)められざる神秘がある。 これを蓍萩(めどはぎ)と呼んだのにも仔細(しさい)があるだろうが、日本の自然史はまだこれを説く迄に進んでいないのを遺憾とする。』 と綴られています。
柳田様の時代(明治8年のお生まれ)に、すでにわからなくなっちゃったね、というのですから、お彼岸にまつわる盆花のアレコレは、形骸化されたしきたりだけが独り歩きして、何が何やら?という印象があります。
萩は万葉集のなかで梅や松をぬいていちばん多く読まれた植物です。
古典芸術にもたくさん描かれて、特に鹿とのくみあわせが多い植物でもあります。花札には「伏す亥の床」で萩と猪が描かれています。
御萩・牡丹餅の牡丹は蝶とともに描かれ、猪鹿蝶は縁起物として受け継がれてきました。
萩のフシギはその片鱗だけがチラチラとのこされて、統合するのがむずかしいハーブだなぁと感じます。
秋の七草のなかでは葛と萩はマメ科なので、地力回復菌ともいえる根粒菌と共生し、古の時代から現代まで途絶えることなく旺盛に繁殖しつづけています。
なのでいつか未来の地球で、野山に自生する萩と意志疎通ができるくらい人類が進化したときに、昼夜おなじながさになる特別な日と、御萩・牡丹餅・猪鹿蝶の秘密も、わかるようになるのかもしれません。
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ハーブや植物は、聖なる神話や民間に口承されてきた寓話、不思議な歴史から現代に受け継がれる伝統、風習、信じがたい魔法の儀式や迷信まで、さまざまな物語をもっています。 人の身近にありながら、はかりしれない魅力をもっているハーブのお話を所感まじりに綴る【ハーブ天然ものがたり】、楽しく観てくださるとうれしいです。
白木海月チャンネル【ハーブ天然ものがたり】萩
https://www.youtube.com/watch?v=5fUjTR-k4X0
