春夏秋冬4つのとびら
ただいまクラファン・キャンプファイヤー参加中です!
広告宣伝費を乗せず、継続しやすいお値段にこだわったので、認知拡大がんばります。(認知拡大プロジェクト22日目)
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春分、夏至、秋分、冬至
2025年の夏至は6月21日。
24節気72候では今日(6月5日)から芒種の候に入り夏至に向かってラストスパートの15日間がはじまりますね。
日本には夏至の国民的お祭りや目立った行事がないので、うっかりすると気づかないまま過ごしてしまうこともめずらしくはありません。
つい最近のこと、とある集まりで夏至ってなに?と聞かれたケースもありましたw
グレゴリオ暦のお正月やクリスマスは、あと何日で...、もういくつ寝ると...と、カウントダウン的気分が世界を覆いつくします。
多分プレゼントや休日や、ごちそうなんかの報酬脳が起動してドーパミン放出するので、想像すると待ちどおしくなって楽しいんだろうなぁと思います。
夏至は一年でいちばん太陽がたかくのぼる日。
日の長い一日です。
夏至の日は陽気が極まり、陰気に転ずる節目の日でもあります。
昨年の冬至にうけとったナニモノカが、春分の日にポジションを決めて根を張り、内側からゆっくりとふくれあがり、増大して、拡大して、ぱんぱんに満ちて、今年の青写真(曼荼羅というか)を決定する。
ぼんやりとしたイメージに、光が注がれて色がつき、匂いがついて、さわり心地も想像できるほどに成長して、明確に意図できる揺らぎのない未来図を描き出す。
夏至のころは、そんなことが内面で構築されているように思います。
ハーブたちにとっては夏至にむかって開花する花が、青写真だったり曼荼羅だったりするのだろうな、と。そうして秋分の時節に果実や種子が実り、物質的な成果になるのではないかな、と。
春分から夏至のあいだは好奇心や興味関心を解放して、自由に存分に世界をなめまわせるよう、意識の活動範囲をひろげていく。
夏至をむかえたら、世界をはしりまわって拡大してきた意識・エネルギーが安心してもどれる場所をととのえ、受信と発信、出たり入ったりのスムーズな流れをつくれるよう、秋分の日を目安に必要なものと必要じゃないものをより分け、刈り入れたものを受けとるスペースを充実させる。
冬至を迎えるまでには、つぎのサイクルを清々しいきもちでむかえられるよう、こころやからだ、住んでいるところ、縁ある場所などに注意をむけて、デトックスにいそしみます。
冬至から春分までの期間は、秋の夜長から積みあげてきた内面世界の冒険譚を整理しつつ、次にくる夏至の季節にはどんな花を咲かせようかな、と空想の種子と遊びます。
春分、夏至、秋分、冬至と、4つのとびらをひらくたびに、空想や、意識や意図を軸とした世界と、物質的な世界は、陰陽太極図みたいに等分されて、同じくらいの同じようなエネルギーで満たされているのではないかな、と思うようになりました。
