【星と神話のものがたり】水瓶座29度☆両翼がそろったなら、飛ぶしかあるまい

昨日は28度で、長年自分の支えになってきた「知のフレーム」を、のこぎりで切り倒しました。
足場を失う恐怖を「卒業」という名の歓喜でぬりかえ、仕組まれた自由(支配)から解き放たれたのです。
今日、太陽は水瓶座29度へ進みます。
シンボルは 「サナギから出てくる蝶(A butterfly emerging from a chrysalis)」 です。
最後の揺りもどし ── 「乾いた知性」のささやき
右と左、両翼のバランスがととのい、いよいよ宙高く舞い上がろうとするその瞬間、怜悧な知性が水瓶座成分を襲います。
「すべてを理論で解明し、俯瞰している今のほうが安全ではないか?」
「感情に溺れる魚座の海へ行くなんて、自己コントロールがきかなくなるのではないか?」
博愛的でありながら、どこかこころの奥が乾いているような、孤独な優越感。「理解している自分」という高い塔に立てこもり、他者との融合を拒もうとする知的な防衛本能が、「乾いた正しさ」への執着を呼び戻し、水瓶座成分をサナギの中に引きもどそうとします。
左右の羽を統合する
25度の蝶、覚えていますか?
あの時の蝶は「右の羽(知性・理)」だけが大きく、左の羽(感情・受容)はまだ未完成でした。
地上という密度の高い世界で、まずは「理(ことわり)というきざはし」を築く必要があったからです。
29度の揺りもどしの中で、水瓶座成分は最後の「アガキ」と「覚悟」のあいだをいきつもどりつしながら、両翼をゆっくりと動かしつづけています。
そうするうちに、左の羽に豊かな感受性が流れこみ、ひとつの結論に到達します。
「正しくあること」よりも「流れにのること」のほうが、いまの自分には必要なのだと。
知性で世界をコントロールしようとする野心を手放し、「すべてと一体になり、溶けあう」道をすすむことを許したとき、シワシワだった左の羽にエネルギーが通って、羽はしっかりと形成されます。
知性と感情。
天のことわりと魂のヨロコビ。
左右の羽が完璧なバランスを得たとき、蝶は風を「はかる」必要も、重力に「あらがう」必要もなくなります。
「物質の殻」から脱皮する
シンボルの「サナギ」は「三次元的な物質界の常識」や「肉体の制約」という、この地球フィールドそのものの殻と考えます。
28度で足場を失い、飛ぶしかなくなったわたしたちは、「自分は肉体をもった人間である前に、光そのものである」という真実に目覚めます。 知識ではなく、実践者としての目覚めです。
サナギの殻が割れるとき、そこにあるのは「努力して飛ぼうとする意志」ではなく「ただ、光のなかへ溶け出していく」という圧倒的な自然の摂理です。
「水瓶座成分が結晶化した蝶」の目には、なにが見えているのでしょうか。
たぶん、地上の喧騒ではありません。
もちろん、積み上げた成果の残骸でもありません。
蝶が見ているのは地平線の彼方にうっすらと広がる、月光に照らされた白い花の野原。
かつてのバビロンが、純粋な精神のフィールドへと変容した「アーダスの野」の予感です。
29度の蝶は、時空を超えた「魂の同盟(兄弟団)」へ合流するために、サナギの殻を捨てていま、宙に飛び立ちました。
【今日の地球フィールドワーク】水瓶座29度
「正しさ」をリリースする
両翼に「光」をそそぐ
「光の粒子」として移動する
「脱皮」の感覚を味わう
▼つづきは72°公式ブログで
【星と神話のものがたり】水瓶座29度☆両翼がそろったなら、飛ぶしかあるまい
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サビアンシンボルとは?地球には360パターンの、宇宙と地球をむすぶ物語があります。
それは占星術で使われる「星のメッセージ」、サビアンシンボルと呼ばれています。
地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。
1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。
象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。
サビアンシンボルについてもっと知りたい!
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