今日の星模様
サビアンシンボルは360の地球物語
Shield72°公式ホームページに「今日の星模様」と題して、日々のサビアンシンボルとラッキーアイテムを紹介するセクションをつくりました。毎日更新チャレンジ中です!
サビアンシンボルは360の地球物語、占星術で使われる「星のメッセージ」です。
地球を中心に大きな円を描くと、広大な宇宙にむかって360°の方向がセットされます。
360度の円を12区分したその先にはゾディアックサイン(12星座)があり、1区画(1星座)のなかには30度の方向があるので、地球からみて宇宙を360個に分けた「区画」がある、ということになります。
1区画(1度)ひとつひとつに、ちょっと不思議な「物語」があって、それは短い詩文で表現されています。
例えば今日のサビアンシンボルは、天秤座26度「互いに入れかわる鷹と大きな白い鳩」と詠まれました。
詩文は1925年に透視能力のある女性が宇宙のエネルギーを透視して占星術家とともに象徴的な物語を記録してゆき、その物語は短いことば(詩文)で表現されてサビアン「シンボル」と呼ばれています。
1日1度、太陽が進行することで(じっさいは地球が動いているんだけど)、太陽の背景にはゾディアック(獣帯)と呼ばれる12星座の方向が示されます。
地球と太陽の向こう側にひろがる「方向性」をつなぐことで、360の物語が始動する、というのがサビアンシンボルなんだな、と感じています。
象徴とか物語とか詩文というのは、その方向性にどんなエネルギーがあるのかを、いろいろな方法で表現してきた、この地球の歴史的なつみかさねなのだろうと考えています。
*少しややこしいですが、占星術の「サイン」は天文学の「星座」ではありません。占星術で使われるのは黄道十二宮(Zodiac Signs)という「概念的な区切り」です。古代の占星術師たちは、円(360度)を基本的な数、12で割ることで季節の変化(春分、夏至、秋分、冬至)を均等に捉え、調和のとれた周期的なシステムをつくりだしました。
占星術のゾディアックは、実際の不均等な星の並び(天文学)ではなく「時間と季節のサイクル」を正確に分割したシンボリックなシステムです*
(代表的でたくさんの人と共有できるものは、現代ではやはりギリシャ神話なので、それが軸になってしまうけど)12星座の代表的な神話を簡単に説明してみます。
12星座の代表的な神話(ギリシャ神話になっちゃうんだけど)
牡羊座
ゼウスは継母にいじめられていた兄妹を救うため黄金の毛を持つ牡羊を遣わし、牡羊は兄妹を背に乗せて空を飛びますが、妹は途中で落ちてしまいます。無事逃げ延びた牡羊は、その功績を称えられて星座になりました。
牡牛座
ゼウスはフェニキアの美しい王女エウロペに恋をして、彼女を誘うために白い牡牛の姿に変身しました。
双子座
ゼウスとスパルタ王妃レダの間に生まれた双子の兄弟。
兄カストルは人間、弟ポルックスは不死身でした。カストルが死んだとき、ポルックスは悲しみ、ゼウスに自分の不死を分けるよう懇願して、二人は永遠に一緒にいられるよう星座になりました。
蟹座
勇者ヘラクレスが、ヒュドラ(うみへび座)と戦っているとき、ヘラクレスに対抗する女神ヘラの指令でヒュドラを援護しに来た巨大なカニ。カニはヘラクレスに踏み潰されますが、その忠誠心を認められて星座になりました。
獅子座
ヘラクレスが成し遂げた12の功業の一つ「ネメアの森の化け物ライオン」の姿。人間の武器が通じないライオンをヘラクレスは素手で倒し、その毛皮をまといました。
乙女座
正義の女神アストライアは人類が悪事を働くようになり、神々が次々と地上を去る中で、最後まで地上に残って正義を説いたとされます。背中には翼、手には正義の象徴である天秤を持っていたと伝えられています。
天秤座
乙女座の正義の女神アストライアが持っていた、人々の善悪を計るための天秤。唯一生き物以外の形をした星座。
蠍座
「自分に敵う者はいない」と高言した狩人オリオンを、女神アルテミス(またはヘラ)が送り込んで殺させた巨大なサソリ。オリオンはサソリを恐れ、二人は決して同時に空に昇らないように配置されたと伝えられてきました。
射手座
半人半馬の賢者ケイローンは多くの英雄を育てた賢者。ある日、毒矢で傷を負ってしまい、不死身であったため苦しみから逃れられず、ゼウスに頼んで死を許してもらい星座になりました。
山羊座
神々がナイル川で宴会を開いている最中、怪物テュポーンに襲われ、慌てて逃げようとした牧神パーンは、上半身は山羊、下半身は魚の姿に変身しその姿のまま星座になりました。
水瓶座
トロイアの美少年ガニュメデスは大神ゼウスに気に入られ、鷲に変身したゼウスにさらわれます。ガニュメデスは神々の宴会で水差しから酒を注ぐ役目を与えられました。
魚座
美の女神アフロディーテとその子どもエロス(キューピッド)は、怪物テュポーンから逃れるため魚の姿に変身し、はぐれないようにお互いの尾をリボンで結んで川に飛び込みました。
神話の解釈をもっと多角的にしてみたい
今日の太陽の方向にあるのは天秤座です。
ことしは10月23日から蠍座に入りますが、日本で古くから使われてきた24節気72候では、霜降の候に入ります。
24節気72候は1年を24の季節に分けたもの。
24の季節のなかには、さらに5日ずつ、3つに分けた72候があります。
自然の変化や動植物の様子を短いことばで表現して、日本の季節の繊細なうつろいを教えてくれます。
Shield72°公式noteマガジン、72候【花鳥風月】では四季折々の花鳥風月と、星座のシンボルや特徴を紹介する記事をまとめて紹介しています。
こちらの記事をもとにして、YouTubeチャンネル【花鳥風月ものがたり】も展開中です。
たとえば乙女座のギリシャ神話では、人間が堕落して神々に見捨てられたという解釈が定着していますが、もっと別の見方もあるんじゃないかと、神話のあたらしい解釈を試みたりもしています。
あるいは神と神が対決に至る理由(うぬぼれたとか高言を吐いたとか、どっちが偉いか・美しいかなどのマウント合戦的なもの)や、現代ではすっかり悪魔サイドに追いやられた女神たちの神話も、このまま使いつづけるのは、あたらしい「風の時代」に入ったとされる地球史からすると、昼メロチックすぎて重いんだよなぁ、と。
ハーブには神話との関連性が伝承されてきたものがたくさんあります。
神話の解釈を広げたいチャレンジは【ハーブ天然ものがたり】でも展開中です。
noteマガジン【ハーブ天然ものがたり】
YouTubeチャンネル【ハーブ天然ものがたり】
白木海月 自己紹介
ハーブを主軸としたスキンケア製品の開発をしています。
ハーブや植物は、聖なる神話や民間に口承されてきた寓話、不思議な歴史から現代に受け継がれる伝統、風習、信じがたい魔法の儀式や迷信まで、さまざまな物語をもっています。
いつも人の身近にありながら、はかりしれない魅力をもっているハーブのお話を所感を交えて紹介しています。
開発商品